戦慄!へなちょこタイヤ交換!
今日はリアタイヤの交換を行います。
だましだまし乗っていましたが、スリップサインが出てしまい、
流石に交換しようかと、、、
交換するタイヤは知り合いに譲っていただいた
”サーキットではもう使えない”端だけが減ったタイヤ(笑)
ええ、スパコルです、SC2です。真ん中から、フルバンク手前まではスリップサインも出ていないので、街乗りに使おうかと、、、
これをわざわざショップに持ち込みで交換するのはさすがにもったいなく、あくまで繋ぎのタイヤですので、自分でちゃっちゃっと交換してしまいます。
先ずは車体よりホイールを外します。
アクスルを止めているナットは32mm!デカいです、ナットを緩め、アクスルを抜き、ホイールを抜き取ります。
次にエアバルブよりバルブコア(虫)を抜き取って、タイヤの空気を抜いたら、いよいよ交換開始です。
蛇足ですが、バルブコアを抜き取る際
勢いあまってコアを吹っ飛ばし、途方に暮れた経験(笑)がありますので、
バルブコアを抜く際は軽く押さえつつ抜き取ることをオススメします。
空気が抜けたら、ビードブレーカーでタイヤのビードを落とし込むわけですが、バルブ側から落とし込むと、ブレーカーの爪がバルブの内側に
引っ掛かり、傷つけたり破損してしまう恐れがありますので、バルブの対角線上から落とし込む様にしていきます。
又、ディスクに地面やブレーカーが当たらない様にしてください、歪む恐れがあります、スプロケも抜けるなら抜いてしまいます。
ドリブンスプロケ側、ディスク側とビードを落とし込めたら、タイやレバーで傷がつかない様にリムプロテクターをリムにはめ込みます。
写真では、ビードヘルパー(黒いもの)を差し込んでビード落とした状態で固定していますが、写真撮影の為で、無くても問題ありません。
自分はここでバルブ側を踏み込んでタイヤレバーを掛けやすくします、ビードを落とし込むことでリムとビードの隙間が広がるので、
タイヤレバーを差し込み、テコの原理でリムからビードを摘出していきます、少しコツが入りますが、きっちりビードを落とし込めていれば、
片面一周リムから摘出することが出来ると思います、コツとしては、ある程度摘出出来たら反対側から攻めていけば、比較的簡単にベコッと
外すことが出来ます。
もう片面は裏側からレバーを差し込み、同じくテコの原理で起こしてやれば、最初の面よりはたやすく外すことが出来ます。
筋肉ムキムキマンは力業でひっぺはがすツワモノもいるみたいですが(笑)
そして、交換するタイヤを装着していきます。
まずは交換するタイヤのビード部分にビードクリームを塗りたくります。
回転方向があるタイヤは、回転方向を間違えずに、ホイールに合わせます。タイヤをホイールのリムに対して30度ぐらいの角度で
押し込むと、片側のビードはにゅるんと入っていきます。
そして、もう片側(表側)の装着ですが、タイヤを外す時の逆手順でリムプロテクターを装着し、リム外に出ているビードをタイヤレバーを
使って挿入していきます。
コツとしてはこの場合も出来る限りビードを落とし込んだ状態でタイヤレバーを使っていくと力はある程度必要ですが、ビードがリムの内側に入って行きます。
注意点はあまりにも力を入れすぎてタイヤレバーを無理やりこじってしまうとリムを傷つけたり、最悪ビートが切れてしまい
タイヤが使用不能になってしまいますので、注意してください。
装着時は頑張っていましたので、写真がありません、申し訳ありません。
で、装着完了です。
装着出来たなら、バルブより空気を入れていきます、コンプレッサーがあれば瞬間でリムとビードが密着しますが、自転車ポンプでも気合と根性があれば可能です、自分は自転車ポンプでやってます(笑)
ビードがリムに密着し、空気圧を少し高めに入れたら、バランサーにホイールを装着し、ホイールバランスをとっていきます。
バランスのとり方ですが、バランサーに装着後、回転させ、止まったところの一番下がそのホイールの一番重い場所になります。
従って、対角線上=真上にバランスウエイトを貼って、再度回転させます、止まった状態の一番下を90度まで回転させ、静止させます。
この状態で、動かなければ、バランスが取れています。
その状態になるまで、ウエイトの重さを変えて追い込んでいきます。
バランスが取れたら、スイングアームにホイールを取り付けます、当然、アクスルシャフトは綺麗に清掃し、グリスを塗って防錆、潤滑性を
だし、装着、最後にトルクレンチで規定トルクでナットを締めて完成!
タイヤ交換は慣れるとそれほど難しくなく行えるようになりますが、バイクが路面と設置する唯一のパーツですので、専門知識があるショップ等に
作業してもらうのが最良の方法です。
ですが、あくまでも自己責任になるのですが、タイヤ交換にチャレンジしてみてください、意外にに交換できるものですよ。
タイヤが自分で交換できるようになれば、タイヤ本体だけの価格だけで交換が出来ますので、お財布にも優しいです。
今回はリアのみ交換致しましたが、フロントも基本作業手順は変わりません。
フロントもいずれ交換致しますので、又ブログにアップしようと考えております。
さて、次は何をイジ(維持)ろうかな~。